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魚介類

 主に漁獲対象となっているネクトンや、メガベントスが対象です。成長に応じて分布域を変える生物では、何時、何処で(場所、水深)、生活史のどの段階が生息するかを調べることが必要です。

 漁業で実際に使われている漁具を用いるほか、調査・試験用に考案された小型の漁具などを用いて採集します。同定、計数ばかりでなく、成長度合いを評価するため、体長、体重、生殖腺重量の測定を行ったり、食性や餌料環境との関係を調べるため消化管内容物(胃内容物)の検査を行います。消化管内容物の検査と、餌生物の炭素窒素安定同位体比を調べることで、食物の連関構造を把握することができます。